(アフリカはいま ニジェールの子どもたち:1)物乞いのため、15歳はサハラを超えた

有料記事

[PR]

 「もう二度と行きたくない」

 西アフリカニジェール南部のエルダワ村に住むウゼイル・ハブさん(15)は、視線を落としながらつぶやいた。

 昨年、母(40)に頼まれ、サハラ砂漠を越えて隣国のアルジェリアへ向かった。目的は、物乞いをして稼ぐことだった。

 一家は極貧の生活を強いられていた。父親は焼き鳥…

この記事は有料記事です。残り2122文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら