(#ひきこもりのリアル 扉の向こうで:上)自室に30年、発作と焦燥 52歳、相談先なかった

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 長い冬が過ぎ、田んぼに厚く積もった雪が溶けていく。田植えが終わり、稲が育ち、収穫が終わるとまた冬が来て、一面が雪に覆われていく――。

 平成の約30年の大半をひきこもり状態で過ごした青森県弘前(ひろさき)市の男性(52)が、自宅2階の部屋から眺めていた景色だ。「このままではダメだ」と焦燥に駆られな…

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