(評・美術)「大竹伸朗 ビル景 1978―2019」展 あふれ出る膨大なイメージ

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 多様な美術動向をたった一人で「体現」している――。美術家・大竹伸朗(しんろう)(63)の、関東の美術館では13年ぶりの個展は、やや大げさに形容したくなる魅力を備えている。

 国内外の国際展にひっぱりだこで、空間的な展示も手がける大竹だが、今回はほとんどが平面作品。それも何と606点が、壁を埋め、机…

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