(みちのものがたり)金子文子のみち 東京都 クールに「私自身を生きる」

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 東京・有楽町のJRガード下。赤ちょうちんが揺れる酒場は赤ら顔の勤め帰りの人たちでにぎわっていた。約100年前、金子文子(1903ごろ~26)が女給をしていた「岩崎おでんや」があったのは、このあたりだ。

 文子はここで働いていたとき、朝鮮人朴烈(パクヨル)(1902~74)と出会う。その名を知ったの…

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