(書評)『女たちのテロル』『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』 ブレイディみかこ〈著〉

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 ■多様性への道は楽じゃないけど

 人権って、急に手に入ったわけじゃないのよね。いろんな場所で迫害と闘った人がいたわけ。

 1913年6月、エミリー・デイヴィソンは女性社会政治同盟(WSPU)の旗を手に競馬場に現れ、国王の馬に跳ね飛ばされて4日後に死んだ。彼女は武闘派のサフラジェット(女性参政権活動…

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