(評・映画)「存在のない子供たち」 「僕を産んだ罪」訴えたわけ

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 中東レバノンの貧困地区。ゼインは推定12歳の少年。両親が出生届を出さなかったため、法的には「存在していない」。映画は法廷に立ったゼインが「僕を産んだ罪」で両親を訴えるシーンで幕を開け、なぜそのような事態に至ったのかを描き出していく。

 ゼインは両親や兄弟と暮らしている。一日中働かされ、学校にも行け…

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