(書評)『官僚制と公文書』新藤宗幸〈著〉 『公文書は誰のものか?』榎澤幸広、清末愛砂〈編集代表〉

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 ■組織から掘り下げる政府の不正

 ここ数年、繰り返される政府の惨状に、人々はあきれ嘆き怒り続け、もはや疲れて脱力感を覚えているかもしれない。

 森友学園への国有地売却に関する財務省決裁文書の書き換え、加計学園開学認可に関わる「総理のご意向」メモの怪文書扱い、南スーダンPKO時の自衛隊日報の「廃棄…

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