(コミック)『水は海に向かって流れる』(1) 田島列島〈著〉

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 ■キレのある会話、家族や男女の機微

 まずタイトルがいい。身もフタもなく抗(あらが)いようもない現実を暗示しつつ、雨や川べりの道が印象的な作中の情景にも合う。時に激しく時にゆるやかに、濁ったり澄んだりしながら辿(たど)り着(つ)く先は同じという点で人生にも似ている。

 物語は、高校進学を機に学校か…

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