(ひと)中本信忠さん おいしい水を作る「生物浄化法」を唱える信州大名誉教授

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 長野県上田市にある染屋(そめや)浄水場の濾過(ろか)池で、強くなった日差しのもと、茶色の藻が育っている。

 「藻や砂についている微小生物が、汚れや細菌を食べて、おいしい安全な水をつくるんです」

 この浄水場を足場に信州大助教授時代から30年余り、研究してきた。戦前の水道は、砂でゆっくり水をこす「緩…

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