去りゆく、2階建て新幹線 高速化を優先、伸びぬ通勤客…2年後引退

有料記事

[PR]

 2階建ての新幹線が、姿を消そうとしている。旧国鉄時代に登場して以来、東海道・山陽では展望自慢の食堂車、東北・上越では遠距離通勤を支える車両として活躍してきた。しかし、今や上越に16編成が残るのみ。あと2年足らずですべて引退する見込みだ。背景には二つの理由があった。

 ■上越に残るのみ

 平日夕方…

この記事は有料記事です。残り1292文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら