(書評)『選挙制を疑う』 ダーヴィッド・ヴァン・レイブルック〈著〉

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 ■民主主義の危機への治療法示す

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 「民主主義には二度万歳をしよう。一度目は、多様性を許すからであり、二度目は批判を許すからである。ただし、二度で充分。三度も喝采する必要はない」。こう書いたのはイギリスの作家E・M・フォースターである。この作家にとって、三度の喝采に値するのは、ただ「わが恋人、慕わし…

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