(ひと)柴谷健さん 日本障がい者立位テニス協会を設立した

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 上体をぐっとひねってラケットを振ると、テニスボールは鋭くコートの隅をついた。打つ瞬間、左足は曲げられない。義足のプレーヤーだ。

 小学4年でテニスを始め、プロ選手も夢見た。だが、高校の時に骨肉腫になり、左ひざ上を切断した。愛用のラケット2本は押し入れにしまった。

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 転機は40代半ば。訪れたハワイで…

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