(声)令和の「令」に思う軍国主義

有料記事

[PR]

 無職 樫平卓雄(三重県 86)

 新元号が令和と知った時、とっさに召集令状を連想した。いわゆる赤紙である。それは軍隊へ入隊すべく、命令調で書かれていた。「令」には絶対服従だった。

 日中戦争の始まった1937年ごろから、成人男子のいる家に赤紙がよく届くようになったと記憶している。地域の人々は出征兵…

この記事は有料記事です。残り313文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら