水辺の被災地、極まった思い 佐伯一麦さん「山海記」 各地の痕跡たどり私小説に

有料記事

[PR]

 東日本大震災で被災した作家の佐伯一麦さんは震災以降、全国各地で水辺の災害の痕跡をたどる「巡礼の旅」を続けてきた。「どの目的地に向かうときも、『3・11』の被災地のことが常に頭にあった」。それを私小説にしたのが最新刊『山海記(せんがいき)』。それぞれの土地と自らの歴史に向き合った、静謐(せいひつ)な…

この記事は有料記事です。残り1393文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら