(天声人語)ある歴史家の警告

有料記事天声人語

[PR]

 昔の学生は英語の辞書を破っては食べて覚えたものだ……。高校の教師に言われても真に受けなかったが、明治期の福島県が生んだ秀才、朝河(あさかわ)貫一・米エール大教授の場合、食べた辞書の名まで語り継がれている▼「食べ終えて残った辞書の表紙は、母校の県立安積(あさか)高校の校庭の桜の下に埋められた。朝河桜…

この記事は有料記事です。残り481文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載天声人語

この連載の一覧を見る