(語る 人生の贈りもの)渡辺京二:9 水俣病、近代社会に疑問投じた

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 ■思想史家・渡辺京二

 《雑誌「熊本風土記」の発行が続かず、1967年、熊本市内で英語塾を始めた》

 けっこう繁盛してしまい、文学で食べようとするのはやめて、英語塾のおじさんもいいなと思い始めていました。

 そこに友人の石牟礼道子さんが突然、水俣病の患者さんたちを支援するため、「熊本市で人を集め…

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