(語る 人生の贈りもの)谷川俊太郎:12 「背の低い禿頭」と書けた成熟

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 ■詩人・谷川俊太郎

 《佐野洋子さんと離婚した1996年以降、友人で岩波書店の元編集者・山田馨さんと埼玉・秩父のログハウスなどで遊ぶ。詩作は減った》

 ぼくは詩を書き始めた頃から詩とか言語に疑いを持っていたでしょう。それが積もり積もって、現代詩の世界に嫌気が差し始めていましたね。佐野さんの影響も…

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