(寂聴 残された日々:29)生きてやろう 片岡球子さんの情熱の火種

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 先日求龍堂から本が届いた。『片岡球子(たまこ)の言葉 精進ひとすじ』という題で、表紙は球子さんの代表連作になった「面構(つらがまえ)」の、徳川家康の肖像であった。

 中身は球子さんの生前の魅力ある言葉を、対話やエッセーの中から集めたもので、中に私との長い対談「日本画ひとすじ」が入っている。

 球子…

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