(人生の贈りもの)映画監督・山田洋次:3 空腹抱えて見た、ソ連映画の美しさ

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 (83歳)

 ――終戦の年の1945年はどこで何をしていましたか

 大連の中学生でしたが、勉強はせずに勤労動員の日々でした。8月になり、ソ連が参戦したので慌てて大連市の周囲に戦車壕(ごう)を掘ることになった。その上を戦車が走ると、どんと落ちる仕掛けです。

 ――そして15日を迎えました

 炎天下…

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