愛知でも「おむつのサブスク」 記名の負担減、子どもと過ごす時間に

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臼井昭仁 戸村登

 紙おむつが毎月定額で使い放題になる定額サービスを愛知県東海市が市内全18の公立保育園で4月から始める。「おむつのサブスク」は2022年、県内の自治体で初めて、豊橋市が公立保育所5園で導入。子育て支援策の一つとして各地の保育園で広がりつつある。

 東海市によると、保護者が月2200円を契約事業者「BABY JOB」(大阪市)に払うと、紙おむつとおしりふきが園に届き、利用できる。

 保護者にとっては、子どもに持たせる荷物を減らせて、おむつに記名する手間が省ける。園側にとっては園児ごとにおむつを管理する負担を減らせる。市側の経費負担はない。

 同様に東浦町でも4月から導入する。八つの町立保育園に加え、三つの私立の認可園でも実施する。災害時には契約した保護者以外にも配布するという。

 同社によると、おむつのサブスクは10社程度が手がけているといい、BABY JOB社は愛知県内だけで現在11自治体で担っている。

 豊橋市は22年9月から2カ…

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この記事を書いた人
臼井昭仁
半田支局長
専門・関心分野
農林水産業、運輸、過疎問題