高木文子
中央アルプス・木曽駒ケ岳(2956メートル)の山頂付近で21日、「復活作戦」が進む国の特別天然記念物・ライチョウの親子が保護用のケージを出て、体の寄生虫を取り除くために「砂浴び」をする姿が見られた。雨が続いた中央アルプスだったが、約半月ぶりに砂地が乾き、親子は連れだって高山植物をついばんでいた。
中央アルプスではおよそ半世紀前にライチョウが絶滅したとされるが、2018年、北アルプス・乗鞍岳方面から飛来したとみられるメス1羽が確認され、環境省の復活作戦が始まった。乗鞍岳から家族ごと移送したり、動物園で繁殖した家族を放したりして、今季は中央アルプスで成鳥120羽以上が生息しているとみられる。
■ヒナ守るケージ内でも雨風…