鈴木智之
映像やセンサーのデータからAI(人工知能)を用いて姿勢を推定することで、乳幼児のうつぶせ寝や大人の転倒をいち早く見つけて、保育園や病院などでの安心につなげようとする試みが広まっている。
東京都港区の「にじのそら保育園 芝浦」を記者が昼過ぎに訪ねると、0歳から3歳までの園児たちが様々な向きで、すやすやと寝息を立てていた。
保育士が手にしているタブレット端末には、園児の体の向きが自動的にアプリに記録されていた。天井に取り付けた小型カメラによる映像をリアルタイムでAIが解析し、向きを見極める仕組みという。
仰向けの時よりもうつぶせに寝…