「沈黙は虐殺への加担と同じ」 新宿で千人超がデモ「ガザを救え」

有料記事イスラエル・パレスチナ問題

後藤遼太

 パレスチナ自治区ガザ地区へのイスラエル軍の攻撃で多くの犠牲者が出る中、停戦とパレスチナへの連帯を呼びかけるデモが19日夕、東京都新宿区であった。主催者発表で1500人が参加し、パレスチナの旗などを掲げて行進し、「ガザを救え」などと訴えた。

 ガザでの死者数は戦闘開始から1万人を超え、民間人の被害も増え続けている。

 デモ前の集会では、ガザ出身のハニン・シアムさん(26)がマイクを握り、自分が生まれた病院も空爆されたと話し、「今起きていることは、とても信じることができない。この世界が変わるまでに、あとどれだけの人が殺されなければならないというのか」と涙ながらに訴えた。

 今年3月、ボランティアでイ…

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この記事を書いた人
後藤遼太
東京社会部|メディア・平和担当
専門・関心分野
日本近現代史、平和、戦争、憲法
イスラエル・パレスチナ問題

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