女子バスケットの元日本代表の主将、吉田亜沙美がWリーグのコートに帰ってきた。2度目の現役引退から、4シーズンぶりの復帰だ。「全てを覚悟したうえで戻ってきているから、何を言われてもいい」とインタビューに語った。

「最後の最後まで迷いました」

 2度目の現役引退から復帰して、10月のWリーグ開幕戦に出場しました。4季ぶりなので、過去にできていたプレーもできない。それも新鮮で楽しい。周りにどう言われたって、何とも思わないですね。ただただチームに貢献したいという思いでプレーしています。

 1度目の引退は、31歳の時です。気持ち的に、続けるのが難しくなってしまった。

 高校生の時に初めて女子日本代表に選ばれ、10年近くかけて、やっと2016年のリオデジャネイロ五輪の切符をつかみました。主将として臨み、ベスト8。目標のメダルには届かなかったけど、バスケが楽しいっていう小さい頃の感覚が、また味わえた。

 だけど、夢がかなった後のモチ…

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