若井琢水
ホンダは19日、自動運転で走る無人タクシーサービスを2026年に東京都内で始めると発表した。まずは数十台導入し、500台規模まで順次拡大する。運転手のいない無人タクシーは海外では普及が進んでいるが、国内で大手企業が事業化するのは初めてだ。
無人タクシーは運転席のない6人乗りで、一定の条件つきで全てシステムが運転する「レベル4」で運行する。利用者が誰ともやりとりすることなく、スマートフォンのアプリで配車から決済まで手続きを終えられるようにする。26年から都内の一部地域でサービスを始め、将来的には地方部への展開も検討する。
「レベル4」は、今年4月の道…