首相公邸で忘年会「適切さを欠く」 岸田首相、長男は処分しない方針
岸田文雄首相の長男で政務秘書官の翔太郎氏や親族らが昨年末、首相公邸で「忘年会」をしたと文春オンラインが報じた問題をうけて、首相は25日午後、首相官邸で記者団に「適切さを欠くものであり、国民の皆さんの不信をかうようなことであるならば、誠に遺憾なことであると思っている。私から本人に対して厳しく注意を行った」と語った。
政務秘書官を更迭するかについて問われたが、首相は「緊張感をもって対応してもらいたいと思っている」と話し、処分しない考えを示した。
文春オンラインが24日に配信した記事によると、翔太郎氏が昨年12月30日に親戚ら10人以上を公邸に招き「忘年会」を開催。赤いじゅうたんが敷かれた階段で翔太郎氏が親族らと記念撮影した写真などが掲載された。
翔太郎氏は今年1月、首相の外国訪問に同行した際、パリやロンドンで大使館の公用車を使って観光名所を巡ったり、高級百貨店で土産物を購入したりしていた。
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