3年限定 太宰府天満宮に「浮かぶ森」 本殿改修に伴う「仮殿」公開

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渡辺純子
【動画】本殿の改修のため、建設された仮殿=太宰府天満宮提供
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 学問の神様、菅原道真をまつる福岡県太宰府市太宰府天満宮で12日、改修する本殿に代わる「仮殿(かりでん)」が公開された。屋根に木や草が茂り、森が浮かぶように見える。13日夜に御神霊を移し、14日から約3年間、参拝客を迎える。

 1591年に再建された本殿は国の重要文化財。2027年の没後1125年式年大祭を前に、今月下旬から明治期以来の大改修に入る。約3年かかるため、この間の参拝客を迎える仮殿を企画。建築家の藤本壮介さんに設計を依頼した。

 仮殿は本殿の手前に建てられ、幅22メートル、奥行き15メートル、高さ最大8メートルの鉄骨造り。ゆるい弧を描く約250平方メートルの屋根には、ウメやクスなど6種の高木と、ツツジやススキなど40種ほどの低木や草が生い茂る。道真を慕って梅の木が飛んできたという「飛梅(とびうめ)伝説」に着想を得たという。

 四季の移ろいを楽しめるよう…

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