ツイッターアカウント、凍結相次ぐ 日本国内だけ?分析してみると…

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編集委員・須藤龍也
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 ツイッターで3日、「アカウントが凍結された」との趣旨のツイートが相次いでいる。朝日新聞がソーシャルメディア分析システムで調べたところ、同日午前2時ごろから増え始め、午前6時以降、一気に件数が増えた。正午現在、ツイッター社から公式な発表はなく、原因をめぐり様々な情報が飛び交っている。

 ツイッター上では、「ご利用のアカウントは永久凍結されています」「アカウントは凍結されています」などと表示され、使用が停止されたアカウントが続発しているとのツイートが相次いだ。

 凍結されたアカウントをフォローしていたり、状況を確認したりした利用者とみられる。「アカウント凍結」「永久凍結」といった言葉が、たびたびトレンド入りする事態に至った。

 朝日新聞がソーシャルメディア分析システム「Brandwatch」を使って分析したところ、「アカウント」「凍結」という言葉が含まれるツイートが、3日午前8時ごろにピークとなり、2万5千件を超えた。同じ趣旨のツイートを含めると、アカウント凍結に関する投稿はさらに増えるとみられる。

 海外から発信される英文のツイートではそのような傾向は見られず、日本国内だけの影響と考えられる。

 ツイートの内容を見てみると、ツイッターを介して外部のサービスと連携しているアカウントが影響を受けているようだ。

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 なかでもアカウントの持ち主…

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    曽我部真裕
    (京都大学大学院法学研究科教授)
    2023年2月5日8時57分 投稿
    【視点】

     こと日本国内向けに関しては、ツイッターの広報体制は以前から十分とは言えませんでしたが、マスク氏による買収以降、より一層不備が目立ちます。このことは、買収以降、コンテンツモデレーションやアカウント停止に関して、今回のように不安定な出来事が増

    …続きを読む