3年ぶりに「かるた始め式」、平安装束の姫が優雅に対戦 八坂神社

西田健作
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 華やかな平安装束でかるたの手合わせをする「かるた始め式」が3日、京都市東山区八坂神社で3年ぶりに開催され、新春の古都に彩りを加えた。

 和歌を初めて詠んだとされる素戔嗚尊(すさのおのみこと)をまつる八坂神社が行っているが、新型コロナウイルスの感染拡大で2021年と22年は中止していた。

 参拝客でにぎわう境内の能舞台が会場。全日本かるた協会近畿支部の18~29歳の女性8人が、着物姿のかるた姫に扮して2人1組で対戦した。小倉百人一首の上の句を読み上げる声が響くなか、優雅な手さばきで札を取り合った。後藤遥香さん(20)は「ゆったりと取るしぐさが難しかったが、緊張せずに堂々とできました」と話した。

 式では、荒川裕理・元クイーンと築山藍四段による競技かるたの披露もあった。西田健作

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