「脱兎のごとく」何に期待? 通天閣が3年ぶり「干支の引き継ぎ式」

田添聖史
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 大阪・新世界そばの天王寺動物園大阪市天王寺区)で26日、「干支(えと)の引き継ぎ式」があり、今年の干支「トラ(寅)」から来年の「ウサギ(卯)」へバトンタッチした。

 新世界のシンボル・通天閣が1956年から続ける年の瀬の恒例行事。新型コロナウイルスの影響で2020年は中止し、21年は式の様子を動画で発表したため、現地での公開は3年ぶりとなった。今年は園舎のトラに見守られながら、通天閣観光の西上雅章会長と動物園の向井猛園長が、例年通り干支にちなむダジャレを交えた口上を読み上げた。

 西上会長は今年の北京冬季五輪サッカーワールドカップを振り返りつつ、新型コロナなどで「日々の生活は『トラ』ブルざんまい。こんな生活タイガーい(大概)にしてほしい」。向井園長は来年に向けて「兎(と)に角(かく)、ピョンピョン飛躍の一年にしましょう。脱兎(だっと)のごとくスピーディーな景気回復を」と期待を込めた。(田添聖史)

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