宇野昌磨の美意識、高橋大輔の成長 振付師・宮本賢二が見る全日本

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聞き手・藤野隆晃

 宇野昌磨(トヨタ自動車)をはじめ、数々のフィギュアスケート選手の振り付けを担っているのが、元アイスダンス選手の宮本賢二さん(44)です。今季は50人以上のプログラムを手がけたといいます。

 22日に開幕する国内最高峰の戦い、全日本選手権では宮本さんのプログラムが随所で見られます。どこに注目しているのか、開幕を前に聞きました。

 ――グランプリ(GP)ファイナルで優勝した宇野選手のフリー「G線上のアリア」も、手がけられたんですよね。

 「今年の春ごろにステファン(・ランビエルコーチ)から話をいただきました。夏前くらいだったと思うのですが、昌磨君を目の前にして音楽を聴いた時、光がさしているところが想像できたんです」

 「テーマは『芽吹く』といった感じで。最初のポーズから光を浴びて芽吹き始めて、そこから成長して、というイメージの振り付けです。なので、光を意識した上に向かう表現を取り込んでいます」

 ――そもそも、振り付けはどのように作るのでしょうか。

 「昔は事前に曲を聴いて想像し、絵コンテなどを作って選手に見せていた時期もありました。ただ、実際に選手を目の前にした時、自分の想像していた動きと合うか分からない。なので、今は会った時に考えています」

 「振り付けは3日間ほどでつくります。それを選手が自分のリンクで練習して、また見直しにいくという流れです」

 ――GPファイナルでも、宇野選手は「賢二先生に振り付けを手直ししてもらった」という話をしていました。

 「宇野選手のフリーについて…

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