北九州市長選で津森洋介氏が立候補表明 「日本の成長エンジンへ」

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山崎毅朗 城真弓
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 来年2月5日投票の北九州市長選で、元国土交通省官僚の津森洋介氏(47)が9日、市役所で記者会見を開いた。「現場に足を運び、耳を傾け、くらし満足度日本一の北九州市をめざす」として、無所属で立候補すると正式に表明した。

 市出身の津森氏は、国交省九州地方整備局建政部長として、九州全体のまちづくりに現場で関わってきたとし、「北九州はポテンシャルがある地域だ」と語った。北九州を日本の成長エンジンにするとして、北九州空港・港湾を充実させ、「アジアの大物流拠点化」をめざすという。

 津森氏をめぐっては、市議会の自民会派と旧民主党系会派が先月10日に立候補を要請。直後に自民党県議が立候補の意向を表明した。自民は分裂を避けるため水面下で調整を重ね、県議が6日に立候補を断念。津森氏の表明となった。

 北橋健治市長(69)は記者…

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