どうなる誹謗中傷の対策 マスク氏買収のツイッター、日本での影響は

有料記事マスク氏とツイッターの動向

柴田秀並
[PR]

 米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が買収した米ツイッターが従業員の大幅な削減に踏み切ったことに波紋が広がっている。ツイッターの利用にどんな影響があるだろうか。ソーシャルメディアのデータ分析に詳しい国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの山口真一准教授に聞いた。

 ツイッター社はこれまで、フェイクニュースに注意書き(ラベル)をつけたり、リンク先を読まずに拡散しようとすると警告を表示したりするなど、誤情報や誹謗(ひぼう)中傷への対策を前向きに進めてきたといえる。アカウントを凍結した際に利用者への説明が不十分であるなど、いまだに様々な課題が指摘されているものの、外資系プラットフォーム事業者の中では対策に積極的だった。

 まだ情報が少ないので、今後どうなるかは全くわからない。ただ、こうした取り組みへの投資が後退する可能性がある。

 特に注目したいのが日本での…

この記事は有料記事です。残り414文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら