ツイッターで人を中傷する投稿に「いいね」を押すことも中傷になるのか――。この点をめぐり、ジャーナリストの伊藤詩織氏が、杉田水脈・自民党衆院議員(現・総務政務官)に220万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京高裁(石井浩裁判長)は20日、伊藤氏の敗訴としていた一審判決から一転、杉田議員に55万円の支払いを命じた。
原告側によると、「いいね」の違法性が認められたのは初めてとみられるという。
杉田議員は2018年6~7月、ツイッター上で「枕営業の失敗」「ハニートラップ」「売名行為」などと伊藤氏を中傷した第三者の投稿計25件に「いいね」を押した。
杉田議員の番組での揶揄や批判に着目
これに対し、伊藤氏が「名誉…
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