英女王、米議会、岸田首相に関する「三失態」韓国大統領へ批判強まる

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ソウル=鈴木拓也
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 韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領が三つの「失態」で批判を受けている。一つ目は英エリザベス女王国葬でのできごと、二つ目は米ニューヨークで開かれた国連総会での言動、そして三つ目は岸田文雄首相との初めての懇談への対応だ。野党やメディアからの批判などで支持率は就任半年を待たずに半減し、20%台になっている。

 韓国の世論調査機関ギャラップが9月30日に発表した尹氏の支持率は24%。不支持は65%まで上がった。

 就任直前の支持率は40%程度と「期待薄」だったものの、5月の就任早々にバイデン米大統領と会談した外交などが評価を受け、一時は50%程度になった。だが、その後は近しい人を要職につける「お友達人事」などでじりじりと落とし、直近では得意のはずの外交で不評を買うことになった。

国葬の前日、ロンドンで

 エリザベス女王の国葬の前日…

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