彼岸に合わせ「法事まんじゅう」作りが最盛期 島根・安来市
野田佑介
彼岸に合わせ、島根県安来市のパン屋では、墓前や仏前に供える「法事まんじゅう」作りが最盛期を迎えている。
同市広瀬町広瀬の瀬尻製パン店では、「出雲まんずっ」と銘打った法事まんじゅう作りに追われていた。出雲まんずっはこしあんを詰めた直径8センチほどの白いまんじゅうに、ハスの花が描かれている。
従業員が早朝から、手作りしたまんじゅうを蒸し、ピンク、黄、緑3色の食用の色粉で一つ一つ手早くハスを描き上げていた。
社長の瀬尻正人さん(60)は「ご先祖様に感謝しながら味わってもらえたら」。島根県東部や鳥取県西部のスーパーなどで1個200円前後で販売されている。問い合わせは瀬尻製パン店(0854・32・2539)へ。(野田佑介)
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