第4回肉声テープに残る死刑執行の現実 元裁判員たちの耳にはどう響いた

【動画】2日前の告知 大阪拘置所長だった、故・玉井策郎さんのテープより
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 死刑の執行を2日前に告知され、執行されるまでの死刑囚の肉声が録音されたテープ。裁判員裁判で死刑判決に関わった人たちに聞いてもらうと、受け止めはさまざまだった。

 投資トラブルを巡り、資産家夫妻が殺害された強盗殺人事件で、東京地裁が2014年に死刑判決を出した裁判員裁判。補充裁判員を務めた理容業の三浦敬太さん(56)は「お経を読んであげて、お別れの言葉を聞いてあげて。ここまで人間的に配慮していたのか、と驚いた」と話した。

死刑囚の肉声が入ったテープを通じ、死刑について考えます。記事の後半には、実際の執行と思われる音声もあります。視聴の際にはご注意ください。

 裁判員裁判で一番印象に残っ…

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