巨大なキャラクター練り歩く 熊本で八朔祭、豊作願い3年ぶり

杉浦奈実
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 豊年祈願や商売繁盛を願う八朔(はっさく)祭の見せ場「大造り物」の引き回しが4日、熊本県山都町の浜町商店街一帯であった。コロナ禍で一昨年と昨年は中止になり、3年ぶりの開催。災いを克服する願いを込めた聖獣・麒麟(きりん)やアニメのキャラクターなどをモチーフに、大きいものでは高さ5メートルほどもある10像が住民らにひかれて堂々と練り歩いた。

 祭りは江戸中期から約260年の歴史を誇る。大造り物は竹やススキ、松かさなど自然の材料を使うのが特徴で、町内会や高校生などが協力して造り上げた。(杉浦奈実)

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