長浜市立長浜図書館 図書館建築賞受賞

藤井匠
[PR]

 滋賀県長浜市立長浜図書館(同市高田町)が、公益社団法人・日本図書館協会(東京)の第38回図書館建築賞を受賞した。建築、サービスともに優れた図書館として高く評価された。10月にオンラインで開催予定の第108回全国図書館大会で表彰される。

 長浜図書館は6館ある市立図書館の中央館。複合施設「ながはま文化福祉プラザ」内に移転し、プラザの主要施設として2019年12月に開館した。

 「本と人、人と人がつながる 学びと交流の拠点」を目指しており、延べ床面積は約1800平方メートル、蔵書は約30万冊。ながはま文化福祉プラザには長浜まちづくりセンター、ながはま市民協働センターなども入居している。

 賞の講評では、図書館と市民活動施設などがボーダーレスにつながる施設が実現▽計画当初から市民、行政、関係者が協力、協働し、時間をかけて一体的な施設づくりを実現したことなどを評価。複合型図書館の先進事例として完成度が高い、とされた。

 建築賞は1985年に創設された。今回は7図書館から応募があり、オーテピア高知図書館(高知市)も同時に受賞が決まった。(藤井匠)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら