自民党政調会長の萩生田光一衆院議員が、今年の参議院選挙(7月10日投開票)の公示直前に、自民党から東京選挙区に立候補を予定していた生稲晃子・現参院議員とともに「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の関連施設を訪れていたことがわかった。ニュースサイト「デイリー新潮」が16日に報じ、萩生田氏の事務所が朝日新聞の取材に認めた。

 萩生田氏の事務所によると、萩生田氏は今年6月18日、東京都八王子市内にある教団関連施設を生稲氏とともに訪れ、集まった人に演説を行った。直前にあった生稲氏の街頭演説終了後、聴衆の一人から「ここにいない人が集まっている場所で話を聴かせてもらえないか」と依頼を受けて応じたという。

 教団との接点をめぐっては、萩生田氏は2014年10月、同市内で開かれた教団主催のイベントに参加しあいさつしたことを認めている。萩生田氏は2日の記者会見で「(教団側だと)承知の上でお付き合いしているのではなく、地元の皆さんの中に関係者がいたのかもしれないという認識です」と説明した。

 また、政治資金収支報告書によ…

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