国交省、船の安全情報の通報窓口を開設 知床・観光船事故受け

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 北海道・知床半島沖で観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故を受け、国土交通省は31日、市民が旅客船の運航に安全上の問題があると感じた場合に情報を受け付ける通報窓口を開設した。波が荒いのに出航したり、操船で危険な思いをしたりした場合などを想定しているという。法令違反や事故のリスクの高い事業者に対して監査するのが狙い。各運輸局ごとにメールで受け付けており、国交省のサイト(https://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_fr6_000043.html別ウインドウで開きます)に専用アドレスを記載している。

 また、旅客船の事業者が過去5年間で受けた行政指導を「国土交通省ネガティブ情報等サイト(https://www.mlit.go.jp/nega-inf/index.html別ウインドウで開きます)」で検索できるようにした。これまでは過去2年間の行政処分が対象だったが、比較的軽い行政指導も含めて5年分を検索できるようにした。事業者名や事業者のある都道府県などから検索できる。

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