自由研究のネタいっぱいだよ 気仙沼・伝承館で夏のイベント始まる

星乃勇介
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 宮城県気仙沼市震災遺構・伝承館で30日、夏休みの特別イベントが始まった。防災パネル展やクイズラリーなど、夏の「自由研究」のネタがたくさん拾えそうだ。8月28日まで。

 館内には、伝承館に分室を置く東北大災害科学国際研究所の研究者らが、朝日小学生新聞に寄せたコラムのパネルが約20枚並ぶ。

 「最新の津波予測技術」「災害が経済や心身に与える影響」「炊飯釜で見える液状化」「大そうじで家の防災力をアップさせよう」「『震』という漢字の成り立ち」……。読み応えのある内容ばかりだ。

 石巻市の兼子佳恵さんは「3月の最大震度6強では本棚から本が全部飛び出たが『あらかじめゴムひもを張っておく』というのは役立ちそう」と話していた。

 土日は「きっずスクール」として、多彩な催しがある。ぼうさい大声大会(9日)▽液状化現象を学ぶ日(21日)▽サバメシの日(27日)など、一部のプログラムは事前申し込みが必要。問い合わせは同館(0226・28・9671)。(星乃勇介)

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