10日投開票の参院選の当日投票所の数は全国で4万6017カ所(速報値)で、前回2019年から1千カ所以上減る見通しであることが総務省のまとめでわかった。人口減少や期日前投票所が増えたことで、投票のあり方が変わりつつあるようだ。
今回、当日投票所が増えた都道府県はゼロ。埼玉、神奈川の両県が増減なしで、残る45都道府県で減った。減少数が1番大きいのは秋田で、116カ所減った。2位は滋賀の92カ所減、3位は北海道と鹿児島の74カ所減と続く。参院選の当日投票所は、01年の5万3439カ所をピークに右肩下がりの状況が続いている。
各自治体では、有権者の減少で小規模な投票区が増える一方で、投票用紙を配る職員や投票をチェックする立会人の確保など投票所にかかる経費とのバランスが課題になっている。
今回の参院選では、期日前投…
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- 【視点】
投票率の低さが問題とされているが、そのためにアクセス改善が必須です。電子投票をシステムとして導入すれば1投票所あたりのコストを下げることができると思うので、今のデジタルを活用した改善を望みたいです。
…続きを読む