朝日新聞社の参院選序盤と終盤の情勢調査で、政治団体の参政党が比例区で議席を獲得する可能性があるという結果が出た。どんな政党か、朝日新聞社と東京大学・谷口将紀研究室の共同調査から政策の立ち位置を分析した。

 参政党は元衆院議員と会社役員、歯科医師が共同代表を務め、ホームページで「ゼロからつくった政治団体。特定の支援団体も、資金源もない」と説明する。地方議員らが名を連ねている。

 共同調査は候補者545人中、512人が答えた(回答率94%)。参政党は国政選挙に初めて50人(選挙区45人、比例区5人)を擁立し、全員が回答した。

 経済政策では「国内産業を保護…

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