紛失の尼崎のUSBメモリー発見、かばんと一緒に 46万人分の情報

中塚久美子
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 兵庫県尼崎市の全市民約46万人分の個人情報が入ったUSBメモリーが紛失した問題で、尼崎市は24日、このUSBメモリーが見つかったと発表した。USBメモリー内の個人情報について、関係機関と協力しながら問題が生じていないか調べるという。

 尼崎市によると24日、USBメモリーを入れたまま紛失したかばんとともに見つかったと、BIPROGY(ビプロジー)社から市に連絡があったという。問題のUSBメモリーには、約46万人分の名前、住所、生年月日、住民税額や、児童手当生活保護の受給世帯の口座情報などが入っていた。

 USBメモリーの紛失は、尼崎市が23日に発表。市の業務委託を受けたBIPROGY関西支社(大阪市)の協力会社の40代男性社員が21日、データ移管作業後にUSBメモリーを持ったままBIPROGY関西支社の社員と飲酒し、帰宅時に路上で寝込んでかばんごと紛失した。中塚久美子

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