NTT新制度、出社を出張扱いに 勤務地は原則自宅、居住地も自由に

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鈴木康朗
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 NTTは、社員の勤務場所を原則として自宅とする新制度を導入する。出社が必要な場合は「出張」として扱う。すでにテレワークが進んでいる部署で働くグループ会社の約3万人を対象に7月1日から始め、対象者を広げていく方針だ。

 NTTドコモやNTTデータなど主要子会社も含め、テレワークが原則となる職場を部署ごとに決める。住む場所について「会社への通勤時間が2時間以内」という制限をなくし、国内ならどこでも自由に選べるようにする。

 出社が必要な場合の交通費は、基本的には上限を設けない。飛行機での出社を認めるほか、必要に応じて宿泊費も会社側が負担する。単身赴任している社員が家族の住む自宅に移る場合は、引っ越し費用を会社が負担する。新制度は労働組合とも合意済み。

 NTTは昨秋、転勤や単身赴…

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    若新雄純
    (プロデューサー・慶応大特任准教授)
    2022年6月19日11時4分 投稿
    【視点】

    俗にいう「上流」の仕事ほど、コロナ後もテレワークが定着しそう。

    …続きを読む