問題ある観光船業者を排除へ 国交省が事業許可に更新制導入を検討
磯部征紀
北海道・知床半島沖で観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故を受け、国土交通省が小型観光船の事業許可について、更新制度の導入に向けて検討していることがわかった。安全対策に問題のある業者は更新させず、排除する仕組みをつくる狙いがある。
国交省が検討中の案では、事業許可の更新時に、安全運航に関する数年間の計画の作成を義務付け、行政処分や事故歴も踏まえて更新を認めるか判断するという。
更新期間は5年という案が出…
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