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　山口県阿武町が誤入金した4630万円から400万円を決済代行業者の口座に振り替えたとして、住民の無職田口翔容疑者（24）が電子計算機使用詐欺容疑で逮捕された事件で、山口県警は8日、別の決済代行業者の口座にも誤入金のうちの300万円を振り替えたとして、田口容疑者を同容疑で再逮捕したと、発表した。

　容疑を認め、動機について「うまくいけばお金を増やすことができるかもしれないという思いと、阿武町の職員とのやり取りでたまったストレスを発散したいという気持ちでやった」と供述しているという。県警は共犯者はいないとみている。山口地検は同日、田口容疑者を400万円を振り替えたとして電子計算機使用詐欺の罪で起訴した。

　県警捜査2課によると、田口容疑者は自分名義の口座に町が入金した4630万円が誤りによるものと知りながら、4月12日にスマートフォンを操作して、オンライン決済で決済代行業者の口座に300万円を振り替えた疑いがある。

　町や容疑者の弁護人によると…