平幕隆の勝が11勝目を挙げ、結びを締めた横綱照ノ富士と首位並走で楽日へ。
初優勝狙う隆の勝
「吹っ切れた」という隆の勝が、優勝争いの先頭に踏みとどまった。
単独首位で臨んだ前日の若隆景戦は「(優勝を)思いっきり意識しちゃった」。前に勢いよく踏み込むのをちゅうちょし、あっけなく敗れた。
この日は霧馬山に対し、立ち合いから強く当たった。四つに組むと、苦し紛れに足をかけてきた相手を冷静に突き落とした。
「昨日の相撲を反省していけた」
中学から角界入りして12年。三役は6場所経験したが、優勝の可能性を残して千秋楽を迎えるのは初めてだ。好調の理由は何なのか。
整体師で、場所中も隆の勝を…
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