女性のコロナ感染、第6波で男性上回る 介護、保育…社会構造影響か

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市野塊 足立菜摘
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 コロナ禍が続くなか、女性の感染者が増えている。年明けから国内で広がった「第6波」では男女別で半数を超え、今も女性が多い傾向が続く。介護や保育といった女性が多い現場での感染が目立ち、専門家は、日本の社会構造が影響していると指摘する。

 第6波にあたる今年1~4月の感染者は約512万人。これを朝日新聞が男女別に集計したところ、男性が約255万9千人(49・95%)、女性が約256万3千人(50・05%)で、女性が男性を上回った。

 厚生労働省は2020年冬から男女別の感染者数を公表しているが、女性の比率は第3波(20年11月~21年2月)が46・8%、第4波(21年3~6月)が45・8%。第5波(21年7~9月)が44・5%といずれも男性の方が多く、第6波での女性の感染が際立つ結果となった。

クラスターが多く出た場所…

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